from pypylon import pylon
with pylon.InstantCamera(pylon.FirstFound) as camera:
    grab_result = camera.GrabOne(5000)
    pylon.DisplayImage(1, grab_result)
ソフトウェア

pypylon

Basler公式Pythonラッパー

Basler公式のオープンソースのPythonラッパーとして、pylon Software SuiteやBaslerビジョン製品と簡単に連携可能。専門スタッフによるきめ細かなサポートを受けられるほか、要件に応じて柔軟にカスタマイズできます。

pip install pypylon
  • 優れた信頼性&技術サポート

    完全オープンソースでありながら、開発・提供元のBaslerが技術サポートをご提供
  • 簡単導入

    50以上のサンプルコードに加え、クイックスタートガイドを含む充実したドキュメントにより、スムーズな導入を実現
  • 豊富な機能

    カメラ設定や画像処理をはじめ、pylon SDKの全機能を使用可能
  • 短い開発期間

    pylon SDKの速度・安定性を活かしながら、Pythonを介して試作開発から製品化にかかる労力を軽減
pypylon製品ドキュメント

pypylon製品ドキュメント&チュートリアル

Basler製品ドキュメントにて、pypylonのインストール・使用方法や、Baslerビジョン製品を制御するための基本的なサンプルコードを公開しています。

pypylonがあれば、Basler製品をこれまで以上に簡単にセットアップできます。特にPython環境がある場合、C++言語や新規ツールを使用しなくても、数行のコードのみで撮像を開始することが可能です。また、Pythonとpylonを組み合わせることで、試験効率や製品化の際の信頼性が向上します。
Lennart von Werder
Lennart von Werder
プロダクトマネージャー

pypylonの特長

簡潔な構文で習得しやすいだけでなく、豊富なオープンソースリソースも備えたPythonは、画像処理やデータ解析、試験の自動化に広く使用されているプログラミング言語です。

pypylonを使用すれば、Pythonの利便性とpylon Software Suiteの機能性を最大限に活かすことができます。しかも、Pythonの初心者・上級者にかかわらず、複雑な開発環境なしで試作や画像処理機能の作成、Baslerカメラの試験が可能であるため、評価の効率化と生産性の向上だけでなく、プロジェクトコストの削減にもつながります。

⭐ 700+ stars on GitHub

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from pypylon import pylon

with pylon.InstantCamera(pylon.FirstFound) as camera:
    print("Using device:", camera.DeviceInfo.ModelName)
    camera.Width.TrySetToMaximum()
    camera.StartGrabbingMax(100)
    while camera.IsGrabbing():
        with camera.RetrieveResult(
            5000, pylon.TimeoutHandling_ThrowException
        ) as grab_result:
            if grab_result.GrabSucceeded():
                with grab_result.GetFirstImageDataComponent() as image_data_component:
                        img = image_data_component.Array
                        print(f"SizeX: {image_data_component.Width};"
                              f"SizeY: {image_data_component.Height}; "
                              f"Gray value of first pixel: {img[0, 0]}")

短時間で撮像準備が完了

Python開発者向けに設計されたpypylon APIは、C++ラッパーを後から変換する場合と異なり、Pythonらしい構文、わかりやすいメソッド名を備えているほか、IDEによる完全自動補完にも対応しています。複雑な開発環境がなくても、数行のコードのみでカメラの接続とパラメーター設定が完了し、すぐに撮像を開始できます。しかも、簡潔な構文にもかかわらず、基本的な画像取得、マルチカメラシステムの構築からイベントやチャンクデータの取得に至るまで、pylon C++ SDKの全機能を利用することが可能です。

pypylonの詳細については、
こちらをご覧ください。

すぐに使えるサンプルコード

Baslerでは、カメラのセットアップ、マルチカメラシステムの構築をはじめ、さまざまな開発場面で使える便利なサンプルコードを公開しています。

サンプルコードの一覧へ
画像取得

連続撮像

露光時間、ゲイン、画像形式を指定し、画像を連続して取得します。NumPy配列による出力にも対応しています。

grab.py
画像表示

OpenCV
ライブビュー

cv2.imshowを介してカメラのライブビューを表示します。内蔵コンバーターにより、ベイヤー形式やモノクロ形式の画像をOpenCVで扱える形式に変換できます。

opencv.py
高度機能

カメラ同期

InstantCameraArrayを介して複数のカメラを同期します。ハードウェアトリガーまたはソフトウェアウェアトリガーにより、撮像タイミングを合わせることができます。

grab_multiple_cameras.py
イベント

カメライベントハンドラー

Pythonを介してカメライベントのコールバックを登録します。露光終了などのカメライベントをフレームID、タイムスタンプとともに取得できます。

grab_camera_events.py
チャンクデータ

タイムスタンプ&メタデータ

フレームごとにチャンクデータ(ハードウェアのタイムスタンプ、露光時間、カメラのステータス情報など)を取得します。

grabchunkimage.py
その他作業

デバッグ

デバイス情報とカメラパラメーターを読み取り、機能やトランスポートレイヤー、インターフェースを検証します。

info_dumper.py

pypylonの用途

pypylonは、製造現場の品質管理から研究、試作開発、製品化に至るまで、Pythonを活かした柔軟な画像処理が求められる用途に最適です。

‌食品・飲料 - 業界別ビジョンソリューション

品質管理

トリガー、チャンクデータ取得などのカメラ機能を活用すれば、欠陥検出、測定、過不足確認に最適な画像処理フローを構築できます。
物流の高速化・スマート化・効率化に貢献する自動倉庫管理ソリューションをご提供することで、幅広いニーズにお応えいたします。

ロボット&自動化

自動化設備におけるカメラナビゲーション、物体認識、パレット検知が可能なほか、ARMベースのエッジプラットフォームにも対応しています。
‍‍従来のアルゴリズムやAIによる画像解析

機械学習&AI学習

NumPy配列によりカメラとML(機械学習)フレームワークを連携することで、学習データの取得とリアルタイムな推論が可能です。
エンベデッドビジョンシステム

試作開発

複雑な開発環境がなくても、Jupyter Notebookで試験環境を構築し、学習や研究などの開発作業を進めることができます。

関連資料

Baslerでは、製品の仕様や用途などについて詳しく解説した資料を多数公開しています。ぜひご覧ください。

よくあるご質問(FAQ)

pylon C++ SDKの全機能を利用できるBasler公式のPythonラッパーとして、試作品と製品の両方にお使いいただけます。

はい。カメラの個別設定・同期、スレッド処理による同時撮像を含め、複数のカメラを制御することが可能です。

BaslerカメラのGigE Vision/USB3 Visionモデルに対応しています。詳しくはBasler製品ドキュメントをご覧ください。

Windows、Linux、macOSに対応しています。WindowsベースのホストPCからLinuxベースのエンベデッドシステムに至るまで、幅広い開発・製造環境で柔軟にお使いいただけます。

  • Windows 10(64bit)

  • Linux x86_64(64bit)、Linux ARM(64bit)

  • macOS(Intel/ARM、64bit)

両者ともAPI互換性はありますが、現在はBaslerが保守・試験・配布と技術サポートを行っているため、現行版に更新することをおすすめします。

対応バージョン一覧

pypylonとpylon Camera Software Suiteは、バージョン番号を統一したうえで、毎月同時に更新されています。

pypylon

pylon Camera Software Suite

更新日

バージョン番号

バージョン番号

月次更新

26.05

26.05

2026年5月

26.01

26.01

2026年1月

4.2.0

8.1.0

2025年6月

4.0.0

7.5

2024年7月

3.0.0

7.4

2023年11月

※一部情報の抜粋です。詳しくはBasler製品ドキュメントをご覧ください。

備考

  • pypylon 4.0.0以降:Basler 3Dカメラ(Basler ToFカメラなど)、CXP-12に対応

  • pypylon 3.0.0以降:pylon画像処理ツール/pylon AI画像解析ツールに対応

  • Pythonの対応バージョン:現在Python 3.13まで対応しているほか、Wheelファイル(abi3)によりPython 3.9以降との後方互換性も確保

はい。BSDライセンスに基づき、完全オープンソースで提供されているため、商用利用の制約はありません。

pip install pypylonでpypylonをインストールし、InstantCameraを介してカメラにアクセスした後、Open()で接続を確立し、GrabOne()、StartGrabbing()、RetrieveResult()を使用して画像を取得します。詳しくはクイックスタートガイドをご覧ください。

はい。pypylonは、BSDライセンスに基づき、GitHub上で公開されているオープンソースのPythonラッパーです。pylon Software Suiteをベースにしていますが、個別にインストールすることができます。

製品・サービスに関するご不明点やご相談等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。