
テレセントリックレンズ
高精度な撮像に最適
対象物との距離にかかわらず、光学倍率が変わらないテレセントリックレンズは、高精度測定や微細な構造物の検出に最適です。
選べる仕様
さまざまなイメージサイズ(最大1.2インチ)、画素数(最大21.4MP)に対応可変絞り
絞り開閉による光量調整が可能同軸照明
同軸照明付きレンズ、同軸照明なしレンズの2種類をラインナップ両側テレセントリック
高精度測定に最適な1.2インチ両側テレセントリックレンズもご用意
当社のテレセントリックレンズ
テレセントリックレンズの仕組み
主光線(物点から出て絞りの中心を通る光線)が特定の空間において光軸と平行になるレンズをテレセントリックレンズといい、像側テレセントリックレンズ、物体側テレセントリックレンズ、両側テレセントリックレンズの3種類があります。
物体側テレセントリックレンズ
主光線が物体空間において光軸と平行になるため、対象物との距離にかかわらず、視差による画像歪みを抑えられます。
像側テレセントリックレンズ
主光線が像空間において光軸と平行になるため、センサーの位置が焦点面からずれている場合に最適です。
両側テレセントリックレンズ
主光線が物体空間と像空間の両方において光軸と平行になるため、測定精度を最大限に向上させることができます。
可変絞り付きテレセントリックレンズ

可変絞り付きのテレセントリックレンズは、絞りを柔軟に開閉できるため、光量だけでなく、場合によっては被写界深度も調整できます。
ただし、絞りを絞りすぎると、テレセントリックレンズの特性である主光線の平行性が失われ、画像歪みや口径食が発生するおそれがあります。
可変絞りは、照明環境の変化によってコントラストや被写界深度の微調整が必要な場合にのみ使用するとよいでしょう。
レンズへ同軸照明付きテレセントリックレンズ

同軸照明とは、光源(通常はLED照明)と半透明のガラス板(またはビームスプリッター)を使用し、レンズ軸と同軸上から対象物に光を照射する照明方法です。なお、同軸照明付きテレセントリックレンズは、レンズ鏡筒の横に光源が差し込まれています。
同軸照明付きテレセントリックレンズを活用すれば、ウエハー、鏡面体、金属、ディスプレイ、マイクロチップをはじめ、平坦かつ反射性のある物体の撮影において優れた画質を実現できます。
テレセントリックレンズの特長
正確な倍率の維持
撮影距離にかかわらず、画像内における対象物の大きさが変わらないため、測定精度が向上します。

画像歪みの低減
平行なエッジ部を平行なまま可視化しなければならない場合をはじめ、対象物の正確な再現が求められる用途に最適です。

被写界深度の縮小
対象物の一部にピントを合わせると、ほかの部分のピントが外れるため、基準面を明確に定義したうえで、正確な測定を実施できます。
テレセントリックレンズの用途
歪みを抑えた高精度な撮影が求められる用途に幅広くお使いいただけます。
産業現場の寸法管理/寸法検査
各種測定(寸法、間隔、位置など)
電子機器検査(プリント基板検査など)
マイクロマシン(MEMS)、医療
高精度な2D測定/3D測定