Basler racer 2
最大画素数16Kの高速ラインスキャンカメラ
画素数
8K、16Kに対応ラインレート
最大200kHzの高速撮影を実現センサー
優れた画質を誇るGpixel社製ラインスキャンセンサーを搭載インターフェース
最大帯域幅25Gbps(2チャンネル)のCXP-12を採用
Basler racer 2 Lについて
高画素のCXP-12対応ラインスキャンカメラとして、バッテリーの製造監視をはじめ、高度な撮影用途に最適。その他のCXP-12対応製品と組み合わせることで、ビジョンシステムをスムーズに構築できます。
CXP-12の特長
最大帯域幅25Gbps(CXP-12×2チャンネル)により、センサーの性能を最大限に発揮
CXP-12フレームグラバー上で画像を前処理することで、CPU負荷を軽減しながら、必要なリソースを確保
マイクロBNC(HD-BNC)コネクター付きのケーブル(最大40m)を採用し、自由な取り回しを実現
Power over CXP(PoCXP)に対応しているため、少ないケーブルで運用が可能
CXP-12の詳細については、インターフェースガイドをご覧ください。
冷却機構
カメラが一定の温度を超えると、画像内にノイズが発生し、画質が低下するおそれがあるため、用途によっては冷却機構を追加する必要があります。
Basler racer 2 Lの背面には、自然冷却・強制冷却を含め、各種冷却機構を搭載するスペースが設けられています。
ヒートシンク:環境温度が低い用途におすすめ
冷却ファン:カメラの熱を外部に排出することで、システム全体の温度上昇を防止できるため、一定の温度管理が求められる用途(バッテリー検査など)におすすめ
フレームグラバー&ソフトウェア&その他アクセサリー
撮影の効率をさらに向上させる製品として、FPGA上で前処理を行うプログラマブルフレームグラバーと直感操作のFPGA画像処理開発環境VisualAppletsをご用意しています。
このほか、照明、レンズ、ケーブルを含め、CXP-12対応ラインスキャンシステムの構築に必要なアクセサリーも充実。徹底した試験を通過した完全互換の製品を組み合わせることで、コストを抑えながら、スムーズなデザイン・インを実現します。
バッテリー製造におけるマシンビジョンの活用
バッテリーの製造工程において、コストを抑えながら、再現性・安定性・可用性を確保し、一貫した品質を実現するには、高画素・高ラインレートのラインスキャンカメラが必要になります。
高速インターフェースのCXP-12と高性能なセンサーを搭載するなど、抜群の画質と信頼性を誇るracer 2 Lは、特にバッテリーの電極検査において大きな威力を発揮します。
UV関連製品
Basler racer 2の詳細について
Baslerでは、製品の仕様や用途などについて詳しく解説した資料を多数公開しています。ぜひご覧ください。