OptoFidelity社製WatchdogにおけるBasler aceの活用
高速・高精度なUI解析により、研究・開発の効率化に貢献
- 顧客
- OptoFidelity Ltd.
- 所在地
- フィンランド・タンペレ
- 日付
- 2013年
OptoFidelity社製Watchdogは、開発中の電子機器のUI(ユーザーインターフェース)遅延・UI応答時間を計測する装置です。OptoFidelity社では、電子機器本体の応答時間に加え、ユーザー操作から画面表示までの時間を計測するため、高画質のCamera Link対応エリアスキャンカメラを求めていましたが、撮影速度が大きなネックになっていました。
ユーザー体験(UX)の定量化
従来のUI解析と異なり、カメラを搭載したOptoFidelity社製Watchdogは、音声・触覚・視覚など複数の形式によるフィードバックを自動的に検出することができます。

カメラによるユーザー操作とUIフィードバックの追跡
OptoFidelity社製Watchdogは、カメラを使用してユーザー操作とUIフィードバックを追跡します。カメラの下方に電子機器を配置し、撮影画面内でROI(関心領域)を設定した後、電子機器を操作すると、自動的に計測が開始されます。
計測終了後、各種フィードバック(音声フィードバック、触覚的フィードバック、視覚的フィードバック)の開始・終了時間を含むイベントレポートが自動的に生成されます。なお、種類の異なる電子機器に対し、同一の計測を実施することも可能です。例えば、3種類の電子機器を使用してYouTube動画の表示時間を計測する場合、イベントレポートに各機器の平均応答時間が表示されます。

高速・高解像度撮影による計測精度の向上
今回使用されたBasler aceは、高画素・高フレームレート(600fps)を誇るエリアスキャンカメラとして、高速撮影下でもブレを抑えながら、細部まで鮮明な画像を取得できます。
さまざまなカメラを試した結果、撮影速度を重視し、最終的にBasler社のカメラを採用することにしました。同社のカメラは、計測精度の向上に貢献してくれています。
フィンランドに拠点を置くOptoFidelity社は、試験・計測の自動化、マシンビジョンシステム、試験・開発サービスに特化した技術企業として、顧客の研究開発の効率化に貢献する革新的なソリューションを提供しています。