グローバルシャッターCMOSセンサー
最新のCMOSセンサーにはグローバルシャッターが搭載されています。CMOSグローバルシャッターセンサーの長所と、このシャッター技術を搭載したBaslerのCMOSカメラの詳細については、こちらをご覧ください。
グローバルシャッター (Global shutter) は動いている物の撮影に最適です。最新のCMOSセンサーでは、グローバルシャッターも利用できるようになっています。こちらでは、CMOSグローバルシャッターセンサーの特長や原理、BaslerのCMOSグローバルシャッター搭載カメラについてご紹介します。
グローバルシャッターは、動く被写体を撮影するのに適したシャッター技術である。カメラが動く物体や速い動きのシーケンスをキャプチャする必要がある場合、センサー技術に加えて、シャッターの種類が画像の品質に非常に重要である。
グローバルシャッターセンサーの仕組みと原理
撮影時に同時一括で露光を行い、動いている物を「静止状態」で捉えるグローバルシャッターは、画像に歪みが生じないため、交通監視におけるナンバープレートの自動認識など、動いている物や連続した素早い動きを撮影する用途に理想的です。
グローバルシャッターの詳細については、ホワイトペーパー「グローバルシャッターとローリングシャッター:2種類のシャッター方式の露光の仕組みと特性」をご覧ください。
最新のCMOSグローバルシャッターセンサーの特長:
高いフレームレート
高解像度
少ない露光時間でも鮮明な画像が撮影可能
照明条件が悪い場合でもノイズが発生しにくい
広いダイナミックレンジ
最大70%の高い量子効率
グローバルシャッターセンサーの世界では、旧世代のCCDセンサーからCMOSセンサーへの移行が進んでいます。このトレンドにより、将来的にCMOSセンサーが成長すると判断したBaslerでは、CMOSセンサーが登場して間もない時期からCMOS技術に取り組んだ結果、今では幅広いCMOS製品を取り揃えるまでになりました。