BaslerアドオンカメラキットがNVIDIA社製Jetson Orin Nanoに新たに対応
- 日付
- 2022/09/21
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、NVIDIA社主催のAI技術カンファレンス「GTC 2022」に参加し、アダプターボード、カメラ、レンズ、ケーブルなどがセットになった自社のアドオンカメラキット(5MP、13MP)について、NVIDIA社製Jetson Orin™ Nanoに新たに対応することを発表しました。これにより、エッジAI、AIoT、ロボット、エンベデッド用途の基本的な撮影ニーズを満たしながら、プロトタイプ開発や量産の効率化が可能になります。
一方、ソフトウェアの面においても、Baslerカメラのカーネルドライバー、各開発ボードのデバイツリーオーバーレイ、GenTL Producer、pylonビューワーなどが付属したBaslerカメライネーブルメントパッケージを使用することで、Basler pylon Camera SoftwareとNVIDIA社製JetPack™をスムーズに統合できます。
2023年初旬に予定されている今回の対応ハードウェアの追加は、NVIDIA社製Jetsonの世界的なトレンドに合わせたものであり、NVIDIA社製Jetson AGX Orin開発者キットを使用して開発したアプリケーションをJetson AGX Orinのほか、Jetson Orin NanoやJetson Orin NXにもデプロイできるようになります。
「カメラ、その他アクセサリーなどのハードウェアからAI画像処理対応の総合ソフトウェアパッケージpylonに至るまで、さまざまなコンピュータービジョン製品を取り揃えていることがBaslerの大きな強みです。一方、NVIDIA社製Jetson AGX Orinは、最先端のエッジAIビジョンシステムの開発に最適なSoMとして、スマートファクトリー、医療・ライフサイエンス、ロボット、物流、高度道路交通システムをはじめ、幅広い分野や用途での活用が期待されています」と、Baslerでモジュール事業部長を務めるMalene Frickeは話します。
なお、GTC 2022の開催期間中、「The NVIDIA Jetson Roadmap for Edge AI and Robotics (エッジAI&ロボット向けNVIDIA Jetsonのロードマップ)」(2022年9月20日(火)10AM PST、オンデマンド視聴可)のセッションにおいて、新登場のJetson Orin Nanoを含め、Jetson Orinに関する情報が発表されます。
NVIDIA社製Jetsonを使用したBaslerエンベデッドビジョンソリューションの詳細については、Basler公式ホームページ をご覧ください。
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