プリント基板検査における位置合わせ精度の向上
Basler ace 2を活用し、トレース幅を正確に測定
プリント基板の信号品質と製造一貫性を確保するには、トレース幅を正確に測定しなければなりませんが、その前提条件として高精度な位置合わせが求められます。以下では、Basler ace 2を活用してアライメントマークを撮影することで、プリント基板検査における位置合わせの精度と一貫性を向上させる方法について解析します。

プリント基板検査における位置合わせの重要性
プリント基板の微細化・高密度化が進むなか、位置合わせがますます重視されるようになっています。サブピクセル単位のわずかな位置ずれがあるだけでも、トレース幅の測定に誤差が発生し、歩留まりの低下や手直しの増大につながります。

プリント基板の位置合わせ
プリント基板の製造ラインに2台のエリアスキャンカメラを設置したうえで、上部から基板四隅のアライメントマークを高速撮影し、正確なXY座標を取得すれば、ラインスキャン検査に求められる高精度な位置合わせを実現できます。
位置合わせの主な工程
画像取得:プリント基板上のアライメントマークを高速撮影
座標計算:位置合わせの基準となるアライメントマークの中心を正確に検出
プラットフォームの調整:プラットフォームを微調整し、プリント基板の検査経路を最適化
特に大規模な製造ラインの場合、非常に高い精度による位置合わせだけでなく、長時間にわたる安定した撮像も求められます。
プリント基板の量産における位置合わせの安定性向上
プリント基板を量産する際には、試験時の最大効率による製造よりも、365日24時間体制の安定した位置合わせのほうがネックとなります。

Baslerでは、量産の規模にかかわらず、プリント基板検査において一貫した位置合わせを実現するため、安定した撮像、緻密なカメラ設計、長期的な製品供給を組み合わせたシステムレベルのアプローチを採用しています。
一貫した撮像によるアライメントマークの正確な検出
ace 2と同軸照明を組み合わせ、高倍率でアライメントマークを撮影し、鮮明な高コントラスト画像を取得すれば、位置合わせアルゴリズムの解析精度と一貫性が向上し、トレース幅の測定誤差を低減できます。
長期にわたる安定した運用
プリント基板の量産において、位置合わせ精度の維持は欠かせません。Baslerでは、位置ずれの修正や再キャリブレーションにかかる手間を最小限に抑えるため、製品ライフサイクル全体にわたって一貫した撮像が可能なカメラをご提供しています。
省スペース設計&長期的な製品供給
コンパクトなボディが特長の ace 2は、プリント基板検査装置の限られたスペースにも簡単に取り付けられます。また、標準インターフェースと安定した供給体制により、長期にわたって安心して運用できることもその大きな魅力です。
プリント基板の量産における位置合わせのご相談はこちらBasler ace 2は、お客様の製造環境にかかわらず、信頼性の高い一貫した撮像が可能です。これに丈夫なケーブル、直感操作のpylon、明確な製品ライフサイクル計画を加えれば、量産の規模にかかわらず、プリント基板検査に最適なビジョンソリューションを構築できるでしょう。
長期にわたる信頼性と安定した位置合わせ
コンパクトでありながら、安定した撮像性能と優れた運用性を兼ね備え、プリント基板の量産において正確な位置合わせを実現するBasler ace 2。その製品設計では、以下の要素が重視されています。
長期にわたる一貫した撮像
予測可能な製品供給体制
低い導入リスク
外観検査装置を安定して運用するには、上記の要素を製品ライフサイクル全体にわたって考慮しなければなりません。
Baslerでは、性能低下や部品交換のリスクを最小限に抑えることで、装置の調整にかかる労力を軽減しながら、検査の安定性を確保し、長期にわたる大規模な作業にも安心して対応できるようにしています。
使用製品
ご紹介したソリューションの導入には、以下の製品が最適です。





