Basler AG 役員変更のお知らせ
- 日付
- October 30, 2025
長年Basler AGのCEOを務めてきたDr. Dietmar Leyが本年末に退任。現CCO兼COOであるHardy Mehlが次期CEOに選任されるとともに、社外からDr. Kai Jens StröderがCTOに就任します。
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、25年以上にわたってCEO(最高経営責任者)を務めてきたDr. Dietmar Leyが一身上の都合により、2025年末の任期満了をもって退任する意向を示し、後任者の選任を監査役会に依頼したことに伴い、取締役会の役員を変更することを発表しました。なお、Dr. Dietmar Leyは、今後もBaslerを支援するため、過半数の株主の請求に従い、顧問として監査役会に異動します。
次期CEO(任期3年)には、2014年より取締役会の役員を務めているHardy Mehl(1999年入社)が就任し、販売、業務、人事、IRを統括します。財務、ガバナンス、法務、コンプライアンスについては、現CFO(最高財務責任者)のInes Brückelが引き続き担当します。このほか、カールツァイス社、Tooz Technologies社(ドイツテレコム社とカールツァイス社が共同で設立したAR光学系のディープテックスタートアップ)などでマネージャーを歴任してきたDr. Kai Jens Ströderが、2026年1月よりBaslerの経営に参画し、新役職のCTO(最高技術責任者)として、未来を見据えた製品創出・製品革新に取り組む予定です。
CEOとして一時代を築いたDr. Dietmar Leyの退任に対し、創業者兼監査役会会長のNorbert Baslerは、「Dietmar Ley氏は、取締役会の戦略的決定を主導し、大きな成果を残すなど、25年以上にわたって弊社の成長を支えてきました。監査役会の代表として、また一個人として、同氏のこれまでの功績と長年の貢献に心から感謝申し上げます。また、新たな経営陣については、その優れた専門知識と豊富な経験を活かし、今後さらに飛躍することを期待しています」とコメントしています。
一方、Dr. Dietmar Leyは、締めくくりの挨拶として、「Baslerに入社して30年以上が経ちました。これまでの豊かで充実した時間を振り返り、感謝と誇りを感じています。スタートアップから世界のリーディングカンパニーになるまでの過程において、私たちは多くの課題を共に克服し、イノベーションを推進しながら、業界の変革に取り組んでまいりました。Baslerの一員として、長年にわたって会社の成長に貢献できたことを光栄に思います。新たな経営陣におきましても、これまでと同様の熱意を胸に、成功に向かって果敢に邁進されることを願っています」と述べています。

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