Baslerが各種表面形状・質感の3D撮影に対応した高精度ステレオカメラStereo aceを発表
- 日付
- 2025年7月10日
Baslerが3Dビジョン製品を拡充し、高画素かつセットアップが簡単で、物流、ファクトリーオートメーションをはじめとする用途に最適なステレオカメラStereo aceを新たに発表しました。
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、3Dビジョン分野のさらなる強化を目的として、アクティブステレオカメラStereo ace(全6モデル)を新たに発表しました。高画素かつお手頃価格のこのカメラシリーズは、内蔵のプロジェクターと工場出荷時の事前キャリブレーションにより、複雑な表面形状を素早く正確に再現できるほか、撮影中の動的セルフキャリブレーションにも対応しており、安定した3Dデータの生成が可能です。
また、レイテンシーを最小限に抑えた高速撮影が可能であることも、Stereo aceの大きな特長です。
標準モデルは、基線長100mm/200mm/300mm、モノクロ/カラーを選択可能で、サンプルプロジェクター、ブラケット、ace 2 GigE対応モデル(5MP)2台が付属。要件に応じてカメラ、レンズ、基線長、照明を自由に調整することも可能です。
ソフトウェアについては、カメラのスムーズなセットアップと制御をサポートするpylon Software Suiteに加え、ピックアンドプレースなどの各種作業に特化したBaslerロボット向けアプリケーションソフトウェアにも対応しています。

工場・倉庫内の物流自動化に貢献
表面形状・質感にかかわらず、対象物の大きさ・向き・構造を正確に把握しながら、高精度な3Dデータをリアルタイムに生成できるStereo aceは、物流の効率化・ミス削減とシームレスな自動化に貢献するステレオカメラとして、貨物の分類・仕分け・寸法測定、ロボットナビゲーション、ピックアンドプレースを含め、物流現場における要件の厳しい用途への活用が期待されています。
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