BaslerがCXP-12対応ラインスキャンカメラ(画素数:8K/16K)を発表
- 日付
- 2024年7月02日
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、ラインスキャンカメラの製品ラインナップを拡充し、優れたコストパフォーマンスを誇るCXP-12対応モノクロラインスキャンカメラracer 2 Lを発表しました。最新のGpixel社製センサー(画素数:8K/16K、最大ラインレート:200kHz)を搭載していることに加え、Baslerフレームグラバー、FPGA画像処理開発環境VisualAppletsと組み合わせて前処理を行うことで、CPU負荷を大幅に抑えられることもその大きな特長。しかも、照明、レンズ、ケーブル、冷却機構を含め、徹底した試験を通過した完全互換のアクセサリーがワンストップで揃うため、高性能なCXP-12対応ラインスキャンシステムを低コストで構築できます。
想定用途
急成長を続けるバッテリー業界において、バッテリーの性能を左右する電極塗工の品質管理は非常に重要です。ビジョンシステムを使用し、高速で動く生産ラインを撮影しながら、細かな塗工不良を検出するには、高性能なラインスキャンカメラが欠かせません。Basler racer 2 Lは、画素数とラインレートの両面において必要な要件を満たしているため、正確、迅速かつ効率的な塗工検査が可能です。
このほか、電子機器(ウエハー検査、プリント基板検査)、物流(バーコード読み取り)、印刷(ウェブ検査)、鉄道(線路検査)をはじめ、業界を問わず、さまざまな用途への活用も期待されています。
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