MED機能セット「防塵対応」が「防塵対応+」に進化
- 日付
- 2022/02/08
Basler MED aceシリーズ全22モデルのうち8モデルを対象として、MED機能セット「防塵対応」が「防塵対応⁺」に進化しました。新登場の「防塵対応⁺」は、価格はそのままに、製`造工程を改良していることが大きな特長。カメラの組み立て前にIRカットフィルター(カラーモデル)、カバーガラス(モノクロモデル)、センサーなどの主要部品を専用ツールで厳しく検査し、塵や埃を清掃しているほか、完成品に対しても最終試験を実施しています。AIソフトウェアを利用した物体識別を含め、Baslerが提供しているソリューションでは画質が重要になりますが、優れた清浄度を実現することで、撮影時の不具合が減少し、画像解析の精度向上につながります。
今回のアップグレードについて、Baslerで医療用途向け製品を統括するPeter Behringerは、「医療・ライフサイエンス用途向けカメラに求められる清浄度基準として、センサー部分の密閉、クリーンルームにおける製造、徹底した発塵検査、長期運用に適した高い耐久性の4つの要件を満たしているため、高倍率の顕微鏡観察に特におすすめです」とコメントしています。
医療・ライフサイエンス用途向けカメラシリーズMED ace&MED機能セット
Basler MED aceシリーズのMED機能セットは、「規格準拠」、「高画質イメージング」、「パーフェクトカラー」、「低照度イメージング」、「産業用イメージング」、「ハイスピード」、「防塵対応⁺」の全7種類。いずれもハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアの機能を組み合わせて開発されており、低コストかつ短時間で最適な画像を撮影できるだけでなく、それぞれのシーンに応じた柔軟な活用も可能であるなど、医療・ライフサイエンス分野の厳しい基準を満たしています。
MED機能セットに加え、カラーモデルまたはモノクロモデルを選べること、最新のCMOSセンサーとしてソニー社製Pregiusシリーズやオンセミ社製PYTHONシリーズを搭載していることもBasler MED aceシリーズの大きな特長で、最大フレームレート164fps、最大画素数20MPを実現しています。
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