高速撮影向けCXP-12ソリューション
- 日付
- 2022/07/05
Basler CXP-12対応製品 がさらに拡充。Basler boost に最大画素数12MP、最大フレームレート400fpsを誇る8つの高速モデルが追加されました。新モデルはソニー社製グローバルシャッターCMOSセンサーのうち、第4世代のPregius S(IMX535、IMX536、IMX537)と第3世代のPregius(IMX421)を搭載し、CXP-12(チャンネル数:1、2)による高速データ転送に対応していることに加え、インターフェースカードやその他アクセサリーと組み合わせることで、システム全体のコストを削減しながら、優れた性能を実現します。なお、CXP-12対応カメラにソニー社製Pregius Sの各種高速モデルを採用したメーカーは、Baslerが業界初となります。
Baslerでは、カメラ、レンズ、インターフェースカード、フレームグラバー、ケーブル、照明、その他アクセサリーを含め、高速撮影に最適なビジョン機器をワンストップでご提供することで、システム構築の労力削減に貢献しています。今回新たに追加されたCXP-12対応製品は、以下の通りです。
Basler boost高速モデル(ソニー社製IMX535/IMX536/IMX537/IMX421、最大フレームレート400fps、モノクロ/カラー)
スムーズな試験・開発をサポートする評価キット
データケーブル(20m/30m、オプションでドラッグチェーン対応)
Basler boost高速モデルは、電子部品検査、半導体検査、自動光学検査、はんだ印刷検査、高度道路交通システムのほか、仕分け作業をはじめとする各種自動化にも最適です。
さらに、共通SDKとして各構成機器を一括制御するpylon Camera Software Suite も使用可能。CXP-12インターフェースカード (チャンネル数:1、2、4)と組み合わせることで、カラー・モノクロにかかわらず、要件に応じて複数のカメラを柔軟に運用できます。優れた拡張性により、10GigE対応システムと同様にCMOSセンサーの性能を最大限に発揮できることも、Basler CXP-12ソリューションの大きな魅力です。
インターフェース&センサーの移行事例とメリット
CXP 1.1.1&CMV12000からCXP-12(2チャンネル)&IMX535(12MP)への移行 ⇒ システムの刷新により、画質が大幅に向上
Camera Link/CXP 1.1.1からCXP-12への移行 ⇒ ハードウェアの数を削減しながら、少ない労力でムダのないシステムを実現
システムを簡易化することで、開発期間を短縮しながら、優れたコストパフォーマンスを実現するBasler CXP-12対応製品。なかでも、Basler boostとCXP-12インターフェースカードの組み合わせは、低コストなマルチカメラシステムの構築におすすめです。
Basler CXP-12対応製品の一覧や活用事例、ビジョンシステムコンフィギュレーターのシステム構成例は、こちら からご確認いただけます。ご不明点がございましたら、Basler営業チームまでお気軽にお問い合わせ ください。