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お使いのカメラに合ったマシンビジョンレンズの選び方
鮮明で高画質な画像を撮影するには、良いカメラだけでなく、そのカメラに合ったレンズも必要です。しかし、市場には星の数ほどのレンズが存在しています。コンパクトデジタルカメラには固定レンズが取り付けられているのが一般的ですが、一眼レフカメラの場合は交換レンズを使用することにより、様々な状況に応じて最高の画像を撮影できます。レンズの種類によって、解像度や視野角、サイズだけでなく、その構造にも違いがあります。また、マシンビジョンカメラには特有の「問題」と適したレンズがあります。以下の記事では、状況に応じてどのようなレンズが適しているのかをご説明していきます。
マシンビジョンレンズ選びで考慮すべきポイント
1. センサーサイズとイメージサークル
レンズ選びの際には、センサーサイズが最も重要なポイントとなります。特に高解像度のエリアスキャンカメラとラインスキャンカメラには、低解像度のカメラよりも大きなセンサーが搭載されています。センサーサイズについて厳密に規定している規格はなく、解像度やセンサーのピクセルサイズによって大きさが決定します。理論上、どんな大きさのセンサーでも製造することは可能ですが、価格のみが問題となります。 センサーサイズはインチで表されますが、歴史的な経緯から1インチは25.4mmではなく16mmに相当します。