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2018/05/04

ロボット工学と物流におけるTime-of-Flightカメラの活用事例

ロボット工学と物流におけるTime-of-Flightカメラの活用事例

ToFカメラは、他の3Dカメラより安価かつ省スペースでシンプルな構造になっており、しかも現場の対象物を個別に認識して測定できます。また、コントラストや境界線などの目印が必要ないため、動いている対象物を撮影することも可能です。

ToFカメラは、撮影距離が長く、高速性とシンプルさが求められる用途に適しています。これらの要件に加え、ミリメートル単位の精度よりも予算の低さが優先される場合についても、このカメラを選ぶと良いでしょう。ToFカメラを使用すれば、物流における計量やパレットの積み降ろし作業、無人搬送車の制御をスムーズに行うことができます。

Time-of-Flightカメラの主な用途

物流の世界において、貨物の計量はパレットの積み降ろしと同様に重要な作業で、計量結果に基づいて貨物の送料や輸送費が決まります。送料は通常、単なる推測や送り主の提供するおおまかな情報を基に見積もられることが多いため、この作業を自動化できれば、大幅な効率アップにつながります。他にも、3Dデータに基づく計量や測位が大きな威力を発揮する用途として、倉庫管理の自動化、コンテナや航空機への貨物の積載の効率化が挙げられます。

物流工程において、パレットの積み降ろしは最も時間がかかるため、作業フローに影響を与えることなく自動化できれば、大幅な効率アップが期待できます。簡単そうに見えるパレットの積み降ろしですが、単に貨物を移動させているわけではなく、実は多くの難しい作業を行っています。ロボットパレタイザーは、貨物の最適な部位を掴み、スペースを有効利用するために、対象となる貨物の位置や大きさや他の貨物との位置関係を正確に把握しなければなりません。

また、少しでも作業が止まってしまうと次に流れてくる貨物に大きく影響するため、3Dカメラには、貨物の位置、大きさ、つかむ部位などをリアルタイムに把握できる人間のような「視覚」が求められます。ToFカメラは、一瞬で状況を判断し、作業を止めることなく適切な位置を算出できるため、パレットの積み降ろしに最適であるといえます。

無人搬送車(AGV)においてもToFカメラが活用されており、1台または複数台のToFカメラを搭載することでリアルタイムな撮影を行い、周囲にある危険物を瞬時に検知したり、人間に付いていったりすることができるようになっています。また、ToFカメラによって撮影された複数枚の周辺画像は、1枚につなぎ合わされた後、AGVのナビゲーションに使用されています。この機能は生産や物流の自動化において大きな威力を発揮しており、AGVの処理速度を上げることで作業効率が向上しています。

3D技術のさまざまな活用事例については、当社のホワイトペーパー「物流、ロボット工学、医療におけるTime-of-Flightカメラの活用事例」にてご覧いただけます。