お使いのブラウザが古くなっていますので、このウェブサイトのすべての機能が表示されない可能性があります。 お使いのブラウザの更新する方法をご覧ください。

OK
2017/01/24

Baslerカラーカメラの鮮やかさの秘密とは?

Baslerカラーカメラの鮮やかさの秘密とは?

Q1:色の鮮明さが注目される理由は何ですか?

A1:カラーカメラに対する需要は増加の一途をたどっています。カラーカメラがこのように大きな注目を集めているのは、コンピューター分析のためだけでなく、人間の目にも美しく見える画像を求める新たな用途が登場しているためです。しかも、画像内の色情報を増やすことで、より高度で柔軟性の高い画像処理や分析が可能になっています。

Q2:高画質なカラー画像の生成が難しい理由は何ですか?

A2:これは、技術的な理由によるものです。通常のセンサーは光の強度のみを「感知」し、それを濃淡値に変換します。カラー画像を生成するには、1ピクセル当たり最低でも3つの色情報が必要になります。例えば、RGBにおける赤、緑、青の値やYUVにおける1つの輝度と2つの色差の値、HSBにおける色相、彩度、明度の値がこれら3つの色情報に当たります。

色情報を得る方法は実に様々で、プリズムを使用して光を光学的に分離させた後、赤、緑、青の光をそれぞれ感知する3つのセンサーを通じて色を合成する方法や各センサー上にあるベイヤーパターンと呼ばれる配列を使用する方法があります。ベイヤーパターンでは、カラーフィルターを持つ4つ1組のピクセルが同じ配列でセンサー全体にチェスボードのように並んでいます。センサー上にあるピクセルのうち、50%を緑、残りの25%ずつを赤と青が占めており、色が交互になるように配置されています。Basler aceのほぼすべてのモデルでは、色認識にベイヤーパターンを使用しており、デベイヤリングと呼ばれる工程を通じて、1ピクセル当たり1つの色情報を持つ生データから、センサーの全画素を使用した最終画像を生成しています。その際には、2×2または3×3の範囲内にある周囲のピクセルの情報から色補間を行います。しかし、これはあくまで想定上の話であり、斜めに走る線や隣接する線におけるシャープネスの減少、色の誤差といった問題がほとんどの場合で発生してしまいます。

Q3:Baslerカメラと他のカメラの色再現にはどのような違いがありますか?

A3:Basler aceの最新モデルとdartpulseには、強力なカメラ内蔵型画像補正機能PGIが搭載されています。PGIは、5×5デベイヤリング、カラーアンチエイリアシング、ノイズ除去、シャープネスという独自の組み合わせを持つ機能で、わずかワンクリックでカラー画像を自動的に補正します。

また、Basler pylon Camera Software Suiteを使用すれば、Baslerが特許を有する「6軸オペレーター」を通じて色相と彩度を赤、緑、青、マゼンタ、黄、シアンの6つの色軸から調整できます。Basler aceの全モデルとBasler beatsprintには、この機能が搭載されています。特に、オン・セミコンダクター社やソニー社の最新CMOSセンサーを搭載したモデルであれば、最新のセンサー技術を利用するにことにより、複雑な色処理作業を簡単に行うことができます。

Q4:Baslerカラーカメラにはどのような特長がありますか?

A4:「見たままを撮影」。Baslerカメラは適切なキャリブレーションを行っているため、人間の目で見たままのカラー画像を正確に再現できます。

しかも、当社のカラーカメラaceは、色の強調や違うエリアへの移動を通じて指定した色を見やすくできるなど、特殊な用途の要件にも対応可能です。また、aceの全モデルの設定を素早く簡単に行えるBasler pylon Camera Software Suiteを使用すれば、ニーズに応じた用途の開発や色要件に合わせたカメラの調整ができるため、新たな可能性の開拓にもつながります。このほか、全く新しい世代のカラーカメラが持つ色再現性を利用して、従来のカメラで使い慣れたカラープロファイルをそのまま使用できるという特長もあります。

Q5:カラーカメラの使用が増えている分野やその理由は何ですか?

A5:カラーカメラは、印刷物や食品の検査といった従来のファクトリーオートメーション用途とこれら以外の用途の両方に対応できるため、モノクロカメラよりも活用の幅が広いといえます。眼科での医療診断を例に挙げると、可能性のある病気を正確に診断するために、各要件に合った色を忠実に再現することが特に重要になります。

高度道路交通システムやスポーツの分析においても、カラー画像が必要です。特にこれらの用途では、人間の目で見て「美しい」と感じる画像を撮影することが求められます。この点において、Basler dart、pulseの全モデル、さらにはaceのソニー社IMXセンサー搭載モデルやオン・セミコンダクター社製PYTHONセンサー搭載モデルは、内蔵されているPGI機能を利用して大きな威力を発揮できます。

色や画質に関するトピックの詳細については、以下のホワイトペーパーをご覧ください。

Baslerのカメラシリーズace、beat、racerの全市場における新しいカメラモデルの導入のほか、これらのカメラシリーズへの新機能の追加などの商品企画や市場ニーズのマーケティングも担当。