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農業用途
現在、多くの産業でオートメーションやロボット、ネットワーキングが広く利用されています。農業分野も例外ではありません。低コストで持続可能な新技術に対する需要が高まっている中、多くの自動化システムにおいて画像処理機器が重要な役割を果たしています。
その分かりやすい例として、作物栽培におけるマシンビジョン技術の活用が挙げられ、カメラを利用して苗床やビニールハウスで作物の成長を自動的に監視、分析しています。
もう一つの例として、畜産分野でもマシンビジョン技術が利用されており、カメラシステムが自動化プロセスの監視・分析に用いられ、コストの削減や効率性の向上にもつながっています。搾乳機(ミルカー)にはカメラが内蔵されており、光学センサーを利用して搾乳機の搾乳部を自動的に乳房に装着するため、人間による手作業が必要なく、システムを24時間365日稼働して効率性を高めることができます。また、全体的なデータを収集することにより、家畜の健康状態を監視し、必要な場合に対応することも可能になっています。
害虫防除や収穫管理には、ドローンなどの無人航空機(UAV)を利用できます。収穫ロボットは自動的に収穫を行い、トウモロコシや果物などの収穫効率を大幅に向上させます。また、カメラと専用ソフトウェアを利用して果物を正確に検出し、熟成度合いの分析やグリッパーアームによる作業をロボットで行うことができます。
農業用途に最適なカメラシリーズ

Basler ace 2:あらゆるニーズをカバーするカメラ
- aceの次世代カメラシリーズ:最先端の新CMOSセンサーと進化したデザインのハードウェアを採用し、優れた画質を実現
- 異なる撮影ニーズに対応する2種類の製品ライン:ace 2 Basic、ace 2 Pro
- ace 2 Basic:充実のコンピュータービジョン機能とBaslerならではの高い信頼性を兼ね備え、一般的なマシンビジョン用途に最適
- ace 2 Pro:ピクセルビヨンド、コンプレッションビヨンド、PGIをはじめとする独自機能を搭載し、最高の性能を実現

Basler ace:柔軟かつコンパクト
VGAから14MPまでの解像度に対応
最大フレームレート750fps
幅広いセンサーラインナップ:CCD、CMOS、近赤外線モデルをご用意
ケーブル1本で使用可能:PoE対応GigE、PoCL対応Camera Link、USB 3.0の各インターフェースを採用
USB3 Vision、GigE Vision 、Camera Linkの各規格により、最高レベルの安定性と柔軟性を実現

Basler blaze:優れたコストパフォーマンスとリアルタイム性を誇る高精度3Dカメラ
- 最新のソニー社製距離画像センサーDepthSense™ IMX556PLRによる高度な3Dイメージング
- Time-of-Flight方式によるmm単位の正確な光学測定
- 広い測定範囲(パレット2枚分または小型車1台分)
- 前処理済みの3D点群データと2D輝度画像をリアルタイムに取得
- IP67対応かつ耐光性を備え、厳しい環境下でも安定した撮影が可能
- 明るさやコントラストに左右されない
- GigE対応で取り付けも簡単なコンパクト設計
- 各種プラットフォームに対応した使いやすいプログラミングインターフェースを搭載(サンプルプログラム付き)
- 複数のカメラを有するシステムでも、干渉することなく安定した運用が可能

Basler boost:高速・高解像度のCXP-12対応カメラ
- 業界最速クラスの転送速度を実現(1チャンネル当たり12.5Gbps)
- マイクロBNC(HD-BNC)コネクター付きの汎用性の高いケーブルを使用

Basler dart:リーズナブルで高性能
- コンパクトなボディで取り付け簡単
- ボードレベルモデルもご用意
- Windows、Linuxのほか、ARM社の各プラットフォームにも対応
- 3年を超える耐用性、3年間保証付き
農業用途に最適なBaslerカメラをご提案いたします。詳細については、
お気軽にお問い合わせください。