導入事例
Basler racer搭載の高性能カトラリー仕分けシステム
さまざまな調理が可能なケータリング業者や大型キッチンスタジオには、各工程を管理するための高度なインフラ設備が必要不可欠になります。Baslerの顧客であるドイツ北部のISW(Industrielle Sensorsysteme Wichmann)社。自動化生産や計測作業向けに高度な画像処理ソリューションを提供している同社は、カトラリーの仕分けを自動化し、従業員の生産性を大幅に向上させる専門システムを開発しました。
このシステムでは、ラインスキャンカメラとして2台のBasler racerが顧客の設備に取り付けられており、特別開発のソフトウェアで制御を行います。主な機能は、以下の通りです。
- 1セット最大30種類のカトラリーの仕分けに対応
- システム1台で最大100セットのカトラリーを処理
- 外国製部品の認識・仕分けも可能
- 暗視野照明で透明なカトラリーにも対応(オプション)
このシステムは、1時間当たり最大3,500ピースのカトラリーを認識、仕分けし、運搬レーンで収納場所まで搬送することができます。