導入事例
フォトメトリックステレオ撮影におけるフレームグラバーの活用
1枚の画像から物体面の質感を把握することはほぼ不可能であるといわれています。しかし、複数の角度から対象物に光を照射するフォトメトリックステレオ法を使用すれば、これが可能になります。この方法では、通常4枚(最低3枚)の画像を撮影し、 それぞれの画像から以下を導き出します。
- 質感
- X軸方向とY軸方向の傾き成分
- 平均曲率
物体面の質感がわかれば、製品検査の精度向上につながりますが、そのためにはCPU上で多大な時間をかけて計算処理を行わなければならないため、製品によっては納期に間に合わないおそれもあります。産業用画像処理機器のカスタマイズ開発サービスを提供しているMSTVision社では、フレームグラバーを活用して画像の取得や処理を行うことにより、フォトメトリックステレオ撮影の工程を大幅に加速することに成功しました。 詳しくは当社の導入事例をご覧ください。