このほか、医療・ライフサイエンス分野の厳しい基準を満たすため、Basler MED aceシリーズには、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアを組み合わせて開発されたMED機能セット
も付属。「規格準拠」、「高画質イメージング」、「パーフェクトカラー」、「低照度イメージング」、「産業用イメージング」、「ハイスピード」、「防塵対応」の7種類から成るこの機能があれば、短時間で最適な画像を撮影できるだけでなく、それぞれのシーンに応じた柔軟な活用も可能になるなど、開発労力の軽減につながります。
「Basler MED aceシリーズの開発に際しては、高性能かつ丈夫であることはもちろん、医療機器にスムーズに搭載できることを第一に考え、社内の一部にISO 13485:2016を導入しました」と話すのは、Baslerでプロダクトマネジメント部長を務めるPeter Behringerです。「このほか、MED aceに付属しているMED機能セットは、色再現性や清浄度をはじめとする特殊な要件を満たすことにより、医療・ライフサイエンスだけでなく、ファクトリーオートメーションにおける活用も期待されています。特に“防塵対応”は高解像度撮影を行う検査機器に、そして“パーフェクトカラー”は忠実な色再現が求められるAIシステムに最適です」と同部長は続けます。